萩市議会 > 2021-03-09 >
03月09日-06号

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  1. 萩市議会 2021-03-09
    03月09日-06号


    取得元: 萩市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    令和 3年 3月定例会                  令和3年3月             萩市議会定例会会議録(第6号)                 議事日程第6号            令和3年3月9日(火曜日)午前10時開議────────────────────第1 会議録署名議員の指名第2 議案第3号から議案第24号まで   議案第26号から議案第30号まで   議案第32号及び議案第33号第3 常任委員会の所管事務調査中間報告────────────────────〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第3号から議案第24号まで     議案第26号から議案第30号まで     議案第32号及び議案第33号日程第3 常任委員会の所管事務調査中間報告────────────────────〇出席議員(18名)       1番  浅 井 朗 太 君       2番  小 林   富 君       3番  瀧 口 治 昭 君       4番  松 浦   誠 君       5番  村 谷 幸 治 君       6番  五十嵐 仁 美 君       7番  石 飛 孝 道 君       8番  佐々木 公 惠 君       9番  松 浦 俊 生 君      10番  美 原 喜 大 君      11番  欠       員      12番  関   伸 久 君      13番  西 中   忍 君      14番  長 岡 肇太郎 君      15番  欠       員      16番  西 島 孝 一 君      17番  平 田 啓 一 君      18番  宮 内 欣 二 君      19番  斉 藤 眞 治 君      20番  横 山 秀 二 君────────────────────〇説明のため出席した者 市長        藤 道 健 二 君 副市長       國 吉 宏 和 君 教育長       中 村 彰 利 君 総務部長      柴 田 一 郎 君 総合政策部長    齋 藤 英 樹 君 財務部長      大 塚 喜 彦 君 地域政策部長    植 村   正 君 市民生活部長    福 島 康 行 君 福祉部長      岩 武 明 司 君 保健部長      田 中 慎 二 君 市民病院事務部長  古 谷 勝 義 君 産業戦略部長観光政策部長           小 野   哲 君 農林水産部長    谷 岡 良 二 君 商工政策部長    山 本   徹 君 土木建築部長    吉 屋   満 君 上下水道局長    小 原 浩 二 君 教育委員会事務局長 井 本 義 則 君 消防本部消防長   野 原 和 正 君 会計管理者     難 波 真由美 君 総務部次長     中 村 正 弘 君────────────────────〇事務局出席者 事務局長      濱 村 祥 一 君 副局長       須 郷   誠 君 次長補佐      戸 禰 憲 尚 君 調査係長      大 田 泰 之 君────────────────────    午前10時00分開議 ○議長(横山秀二君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、御手元に配付のとおりであります。──────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(横山秀二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、17番、平田議員、18番、宮内議員を指名いたします。──────────────────── △日程第2 議案第3号から議案第24号まで      議案第26号から議案第30号まで      議案第32号及び議案第33号 ○議長(横山秀二君) 日程第2、議案第3号から議案第24号まで、議案第26号から議案第30号まで、議案第32号及び議案第33号の29件を一括して議題といたします。 これより各委員長の報告を求めます。 まず、総務委員長の報告を求めます。9番、松浦俊生委員長。  〔総務委員長 松浦俊生君登壇〕 ◆9番(松浦俊生君) 総務委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案9件について、審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 まず、議案第4号令和3年度萩市土地取得事業特別会計予算についてであります。歳入歳出それぞれ100万円とするものです。 審査では、令和元年度決算時に答弁のあった土地開発基金と土地開発公社の在り方に対する検討の進捗状況について、今後の土地取得事業の予定についてなどの質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号萩市総合情報施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、新たに固定IPサービスを開始することから、当該サービスに係る使用料の規定を追加するため、条例を改正するものです。 審査では、執行部から総合情報施設上位プロバイダーが変更となったことにより、4月から固定IPサービスを開始することとなったとの補足説明がありました。委員からは、萩市が固定IPサービスを実施しなければならない理由について、利用者の負担について、利用者数についてなどの質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号萩市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 これは、職員の服務の宣誓書について、押印を廃止するため、条例を改正するものです。 委員からの質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてでありますが、これは、相島辺地に係る公共的施設の総合整備計画について、事業費の変更に伴い、当該計画を変更することについて、市議会の議決を求めるものです。 審査では、整備計画の変更に係る事業内容について等の質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第23号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてであります。 これは、見島本村辺地及び大島辺地に係る公共的施設の総合整備の実施に当たり、当該辺地の総合整備計画、令和3年度~令和7年度を策定することについて、市議会の議決を求めるものです。 審査では、執行部より、策定する計画の計画期間や整備計画内容について補足説明があり、見島本村辺地では見島診療所の超音波画像診断装置の整備、大島辺地では新防災行政無線の整備、公民館、出張所、介護予防センター、診療所が入る大島複合施設の整備であるとのことでした。委員からは、超音波画像診断装置に係る保守サービスの状況について、財源として活用する辺地債と過疎債、合併特例債の優先順位についてなどの質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてでありますが、萩市過疎地域自立促進計画、平成28年度~令和2年度について、事業の追加及び変更を行うことに伴い、当該計画を変更することについて、市議会の議決を求めるものです。 審査では、追加及び変更する事業の内容について、過疎債を活用する基準についてなどの質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務の構成団体の変更及びこれに伴う規約の変更についてであります。 これは、宇部・阿知須公共下水道組合の解散による山口県市町総合事務組合からの脱退に伴い、同組合の規約を変更することについて、市議会の議決を求めるもので、委員からは総合事務組合の業務についてなどの質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号萩市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例についてであります。 行政不服審査法施行令の一部改正により、不服申立制度における審査請求書への押印が廃止されたことに伴い、当該制度に倣い規定する審査申出手続において押印を廃止する等のため、条例を改正するものです。 審査では、本議案と議案第14号以外の押印廃止の状況について質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号萩市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例であります。 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部が改正され、新型コロナウイルス感染症の法的位置づけが、指定感染症から新型インフルエンザ等感染症に変更されたことに伴い、条例において、新型コロナウイルス感染症の定義を定めるため引用する新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令が廃止されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を新たに整備するため、条例を改正するものです。 委員から特段の質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の報告といたします。 ○議長(横山秀二君) 総務委員長の報告は終わりました。 次に、教育民生委員長の報告を求めます。13番、西中委員長。 〔教育民生委員長 西中 忍君登壇〕 ◆13番(西中忍君) それでは、教育民生委員会に付託されました議案13件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、議案第5号令和3年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算についてですが、審査では、コロナ禍による受診控えといった状況が見られる中、令和2年度と比較し、保険給付額に大きな差がない要因について質疑があり、執行部からは、昨年4月から5月の給付額は減少しているものの8月以降は例年ベースとなり、全体としては給付額に大きな影響は出ていない。市内での受診控えといった状況はあるが、市民の中には市外の病院を利用される方が比較的多いことも関係しているのではないかとの答弁がありました。 また、基金残高が増加していることに対する山口県からの指摘及び、保険給付費等交付金への影響の有無について質疑があり、執行部からは、山口県からの指摘や交付金への影響はないものの、今後、予定される県下保険料水準の統一後は、保険料の軽減にこの基金が活用できないため、統一までの間に極力基金を活用し保険料の軽減に努めたいとの答弁がありました。 このほか、特別交付金、保険者努力支援分の増減についても質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号令和3年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算についてですが、特段の質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号令和3年度萩市休日急患診療事業特別会計予算についてですが、審査では、コロナ禍における外来収入の見込みについて質疑が交わされたほか、急患センター受付事務に関する質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号令和3年度萩市後期高齢者医療事業特別会計予算についてですが、  審査では、令和3年度新規事業となる介護予防等一体的実施事業の実施目的等について質疑があり、執行部からは、本事業は2024年度までに全ての市町村で実施が求められている事業で、新規事業ではあるものの、これまで保健部、福祉部でそれぞれ行ってきた保険事業及び介護予防事業等を効率的に実施するため事業化されたものである。今回、後期高齢者医療事業を所管する市民課として、事業全体の企画調整等を行うための保健師を配置し、この保健師を中心に事業運営を行うことになり、この人件費等に係る補助金を受けることができるため、市としては財政面でのメリットがあるとの答弁があり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号令和3年度萩市介護保険事業特別会計予算についてですが、特段の質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号令和3年度萩市病院事業会計予算についてですが、審査では、市民病院の経営状況に対する現状認識及び、今後の対策について質疑があり、執行部からは、医療圏内の人口減少などにより需要と供給のバランスが成り立っていないことや、100床規模という構造的な問題もある中、公立病院として不採算部門を担わなければならないといった状況もあることから、一般会計からの繰入金を受けながら他圏域の医療機関とも連携し、できるかぎり市民が望む医療が提供できるよう努めている。また、経営アドバイザーからの助言を受けながら経営改善対策を行っている。しかしながら、現状としては医療環境を含め、100床という規模で現在の医療機能を担っていくことは難しい状況にあると認識している。今後の対策の一つとしては、市外等に流出している患者の受け入れができるような診療体制及び、市内クリニックから安心して患者を紹介してもらえるような信頼関係の構築が必要であるとの答弁がありました。 また、市内二次救急輪番体制の変更に伴う医業収益への影響について質疑があり、執行部からは、現在、これまでの4病院体制から3病院体制への変更に伴い、市民病院への搬送件数も増加している。加えて、民間の病院が一部診療制限を行っている影響から患者数の増加が見られ、医業収益にはそのような状況も加味しているとの答弁がありました。   さらには、経営アドバイザーから受けている助言の内容について質疑があり、執行部からは、病床稼働率等の分析結果をもとに、経営上、急性期病院として回復期を担う病院との連携によるベッドコントロールができる仕組みづくりの必要性について助言を受けている。また、集患対策として市外等に流出している患者の呼び込み等、営業活動の必要性についても助言を受けており、実際に委託業者の協力による営業活動も行なっている。 このほか、院内における経営会議等の資料作成及び、現在の看護体制の効率化についての助言や、これまで算定できていなかったオンラインによる退院時共同指導料についても提案があり、現在取り組んでいるとの答弁がありました。 審査ではこのほかにも、一般会計等、今後の市民病院への出資の方針ついて。新年度予算編成に当たっての経営アドバイザーからの助言について。ジェネリック薬品の使用割合及び病院賠償責任保険の内容について。市内クリニックに対する市民病院のPRの状況について。経営アドバイザーへの報酬額及び契約期間等について質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてですが、今回の改正は、国民健康保険料の算定方式及び賦課割合の変更、国民健康保険法施行令の一部改正に伴う保険料の減額基準の変更等を行うため、所要の改正を行うもので、審査では、今回の改正内容について執行部から説明を受け、特段の質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号萩市介護保険条例の一部を改正する条例についてですが、今回の改正は、令和3年度から令和5年度までの介護保険料率の改定、介護保険法施行令の一部改正に伴う介護保険料の段階判定に係る所得指標の変更等のため、所要の改正を行うもので、 審査では、今回の改正内容について執行部から説明を受け、特段の質疑はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号萩市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第19号萩市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第20号萩市指定介護予防支援の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例及び、議案第21号萩市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてですが、今回の改正は、介護保険指定事業所に係る運営基準の一部改正により、関係省令の一部改正が行われたことから、それぞれの条例において所要の改正を行うもので、4議案一括して審査を行いました。 審査に当たり、このたびの運営基準の改正内容となる感染症や災害への対応力強化、地域包括ケアシステムの推進、自立支援・重度化防止の取組の推進、介護人材の確保・介護現場の革新、制度の安定性・持続可能性の確保等について執行部から概要説明を受け質疑を交わしました。 委員からは、感染症や災害への対応力強化に係る具体的な取り組みについて、地域包括ケアシステムの推進に係るケアマネージメントの質の向上・公立中立性の確保のチェック体制について、自立支援・重度化防止の取組の推進に係る口腔衛生管理・栄養管理の実施方法について、介護人材の確保・介護現場の革新に係る介護職員の処遇改善の内容及び、テレビ電話等の活用方法について質疑があり、採決の結果、4議案全て全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第26号財産の無償譲渡についてですが、これはポツダム政令により萩市に帰属する土地で、当該政令施行前から明木地区、菅蓋自治会が墓地として使用、管理する土地の一部が、山口県が実施する小郡萩道路改良工事の事業用地となったことから、山口県が取得した代替地と等価交換することを機に、交換後の土地を同自治会に無償譲渡するものです。 審査では、今回の無償譲渡までの経過について執行部から説明を受け、委員からは墓地の区画数及び登記費用の負担者等について質疑があり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、教育民生委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(横山秀二君) 教育民生委員長の報告は終わりました。 次に、経済建設委員長の報告を求めます。14番、長岡委員長。  〔経済建設委員長 長岡肇太郎君登壇〕 ◆14番(長岡肇太郎君) 経済建設委員会を代表し、本委員会に付託されました議案4件について、審査の経過及び結果を御報告いたします。 初めに、議案第10号令和3年度萩市水道事業会計予算について、予算内容及び主な事業について説明があり、委員からは、配水池整備事業によって既存の配水池はどうなるのか、これにより水道料金に影響があるのか。また、コロナ禍による影響額を予算に見込んでいるか等について質疑がありました。 執行部からは、既存の配水池については、4つのうち3つを解体予定としており、水道料金は、今年度策定した水道事業ビジョンに基づいて市の財政状況や経済情勢などを踏まえて、適正な時期に検討していく。また、通常、水道料金は過去の増減率を参考にし、人口の自然減や水需要の減少分として、前年度予算に対して約2%の減少を見込んで予算計上をしているが、来年度はコロナ禍により、さらに2%の減少を見込んでいる等の答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号令和3年度萩市下水道事業会計予算について、予算内容及び主な事業について説明があり、委員からは、令和8年度末の公共下水道整備完了について期限内に事業が完了する見込みはあるか、給水の戸数と下水の戸数はどの程度リンクされているかについて質疑がありました。 執行部からは、令和3年度に都市計画決定の変更を行い、見直し区域の事業計画の変更を行う予定であり、今後、必要な財源確保に努めながら100%完成に向けて事業の進捗管理をしていく。給水の戸数と下水の戸数との関連については、公共下水道や集落排水などの下水道事業で整備されていない未整備地区との差が、戸数の違いになっているとの答弁がありました。 また、大井の漁業集落排水整備事業は計画どおり進んでいるかとの質疑があり、執行部からは、令和6年度末の完了に向けて事業を進めていく予定であるとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号萩市手数料条例の一部を改正する条例については、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、条例を改正する旨の説明があり、委員からは対象となる住宅の条件や去年の実績で何件が対象となるのか、既存の建物は改修工事をすれば遡って対象となるのか等について質疑がありました。 執行部からは、住宅以外の建築物で延べ床面積が2,000平方メートルから300平方メートル以上に対象が拡大されたものであり、新築や増築部分で300平方メートル以上の建築には適合義務があるため、高性能のエアコンや断熱性能を向上させた資材等を使う必要が発生する。昨年の建築確認申請のうち、300平方メートル以上の建築物は6件あり、そのうち、この省エネルギー基準の適合義務にかかるのは2件あった。新築、増築が対象となるので、既存の建物については、省エネルギー基準の適合義務について遡及されない等の答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第28号指定管理者の指定については、令和3年3月末に指定期間を満了する22件の公の施設について、令和3年4月1日から新たな指定管理者の指定期間と、その選定方法について説明があり、委員からは、指定管理の公募期間と公募、非公募の判断基準について質疑がありました。 執行部からは、告知して1か月の公募期間を設けている。その施設の設立の経緯などに配慮して特別な場合は非公募としているとの答弁がありました。 また、萩やすらぎ苑ほか火葬場の運営状況について質疑があり、執行部からは、萩阿武葬祭協同組合の中で労使間による問題が発生しているが、労働案件について速やかに解決を図って欲しいとの指示を出しており、業務自体は適正に行われているとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、経済建設委員会の報告といたします。 ○議長(横山秀二君) 経済建設委員長の報告は終わりました。 次に、予算決算委員長の報告を求めます。16番、西島委員長。 〔予算決算委員長 西島孝一君登壇〕 ◆16番(西島孝一君) それでは、予算決算委員会の報告をいたします。 予算決算委員会に付託されました議案第3号令和3年度萩市一般会計予算について、審査の経過及び結果を、御報告申し上げます。 本委員会は、萩市議会会議規則第117条の委員外議員制度を活用し16名で、3月1日、2日、3日と3日間にわたり慎重審査いたしました。 本議案は、委員による採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しましたので、まず御報告いたします。 令和3年度萩市一般会計予算は、総額298億8,000万円が計上され、前年度予算額との比較で、1.7%増、金額では5億円の増加となっております。 令和3年3月に市長選挙を控えていることから、市民生活に直結する扶助費などの義務的経費や一般行政経費を主体とし、投資的経費等は原則として継続事業を中心とした骨格での予算編成とされております。新規事業や政策的な経費は、今後の補正予算により対応することとしているものの、国の新制度創設等により住民生活に直接影響を与える事業等については当初予算に計上されております。 令和3年度の当初予算案は、萩市基本ビジョンに基づく継続事業等を計上し、これまで進めてきた新しい産業の創出や道路網整備、交通網の充実、移住・定住の促進、出産・子育て環境の整備、医療体制の整備や教育機会の充実など、引き続き基本的な行政サービスの提供と市勢の発展に取り組む予算であるとのことであります。また、新型コロナウイルス感染症対策については、引き続き、状況の変化に応じた的確な対策を補正予算により対応するとの説明でありました。 審査では、各予算、事務事業全般にわたり、コロナ禍の今、萩市にとって真に必要な施策であるのか、コロナが事業に与える影響をどのように捉え、予算額に反映しているのかを中心に質疑が交わされ、多様な観点、視点から、意見、指摘、要望に関する発言が多数出されたところであります。 個々の事業についてはその都度、見直し、検討、改善を求めた意見も含め指摘しております。予算執行に当たり費用対効果等に留意し、事務執行に当たられることを期待するものであります。 以上で、予算決算委員会の報告を終わります。 ○議長(横山秀二君) 予算決算委員長の報告は終わりました。 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより各委員長に対する質疑を行います。 まず、総務委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、経済建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、予算決算委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) それでは、これより討論を行います。通告が4件提出されておりますので、順次発言を許します。 まず、議案第3号に関し、賛成の立場から、6番、五十嵐議員の発言を許します。6番、五十嵐議員。  〔6番 五十嵐仁美君登壇〕
    ◆6番(五十嵐仁美君) 議案第3号令和3年度萩市一般会計予算を定めるのに賛成の立場で討論します。 令和3年度の一般会計予算は、来週に市長選挙を控えていて、政策的な判断ができにくいため、市民生活に直結する扶助費や人件費などの必要最小限度の経費を計上し、投資的経費は、継続的な事業を中心に骨格予算として編成されていて、その予算規模は298億8,000万円となっています。 これまで市は、市民と行政が一体となって進めるまちづくりの指針である、萩市基本ビジョンに基づく事業に取り組んでいて、令和3年度もこれを継続し、行政サービスの提供と市政の発展に取り組む予算となっています。 その主なものは、誰もが生き生きと暮らせるまちづくりとして、大島介護予防センター運営事業214万6,000円があります。11月に完成予定の大島複合施設の中で、大島地区の介護予防拠点施設として運営が始まります。 子育ての幸せが実感できるまちづくりでは、私たち日本共産党が求め続けていた高校生までの拡充を実現した、乳幼児子ども療費助成事業1億2,471万3,000円や、チャイルドシートやおむつ購入を助成する子育て世帯応援事業210万円、夏休みの給食サービスもある放課後児童クラブ運営事業1億2,578万7,000円など、子育て環境を整えることで、人口減少の抑制に期待するものとなっています。 未来を担う人を育むまちづくりでは、小中学校LED照明設置事業1億333万4,000円や、グローバル50奨学金事業450万円などがあります。 世界ランキング上位50校に入る大学に進学する市内高校卒業生に、450万円の奨学金を給付するグローバル50奨学金事業に対しては否定的な声がありますが、その声は、意外と若者からは聞かれていません。現役の高校生や大学生は面白い、いいんじゃないと肯定的です。 先日、ある田万川在住の中学生の話を聞きました。以前は田万川なので、益田の高校か下宿して、市外の高校に行くと言っていたのが、萩高の探究科に進学すると変わったというのです。そして、萩の高校に行かないと、グローバル50奨学金がもらえないと言っているそうです。 高校の魅力化支援でも、通学費支援でもなく、このグローバル50奨学金事業で、萩市内の高校進学を考える子供がいたということです。グローバル50奨学金事業は、高い志を持つ子供を育てるのに期待できる事業になっているのではないでしょうか。 産業活力があふれるまちづくりでは、はぎビズ運営事業2,524万5,000円があります。 具体的な問題解決の提案と、継続的なサポートを行い、事業者の事業拡大や売上げ向上や起業、創業を支援するもので、商業だけでなく、農林水産業へも対応してくれ、相談した人の多くが満足しているようです。 利用した人からは、アドバイスが的確で、とてもためになったと聞いています。予約の順番待ちをするほどの人気があり、事業の継続が求められています。 ほかにも、コロナ禍で、利用者が増加しているキャンプ場に隣接している田万川温泉をリニューアルする萩田万川温泉センター改修事業、3億939万4,000円や、三見や須佐などの光ファイバー未整備エリアの光回線を整備する、がんばろう萩!光ファイバー整備事業3億7,092万2,000円や、萩市へ住民票を移し、地域協力活動をすることで、萩市に定住定着を図る地域おこし協力隊設置事業、1億300万5,000円など、魅力ある自然を生かし、生活基盤を充実させ、誰からも愛され、求められるまちづくりに取り組む予算となっていて、萩市の発展に期待できます。 また、中心部だけでなく、市内全域にわたる事業が予算化されていて、地域格差が抑えられています。 よって、議案第3号令和3年度萩市一般会計予算を定めるのに賛成します。 ○議長(横山秀二君) 五十嵐議員の討論は終わりました。 次に、議案第3号に関し、賛成の立場から、18番、宮内議員の発言を許します。18番、宮内議員。  〔18番 宮内欣二君登壇〕 ◆18番(宮内欣二君) 議案第3号2021年度一般会計当初予算に賛成の立場で討論します。 2021年度の一般会計当初予算は、298億8,000万円。対前年度比5億円増1.7%増となっております。 3月21日投票で市長選挙が行われることから、投資的経費等は原則として、継続事業中心にした骨格予算として編成されたと説明がありました。継続事業の予算規模の大きい事業としては、旧明倫小学校3・4号棟整備事業、4億1,174万円、光ファイバー整備事業3億7,092万円、大島複合施設整備事業2億2,816万円、これは国保直診特別会計で6,494万円ありますので、合計で2億9,300万円程度の予算となっています。 また、田万川温泉センター改修事業3億9,939万円などがあります。 こうした大型の継続事業があることから、骨格予算でありながら、対前年度比1.7%の積極予算となっています。 私は、4年前の3月定例議会で、継続事業とはいえ市長選挙で争点となっている、旧明倫小学校3・4号棟整備事業や藩校明倫館復元事業は、予算に上げるべきでないと言って反対いたしました。 今回は、実態として市長選挙の争点になっていないという理由から、賛成しますが、民主主義の基本である市民の審判を受ける選挙に対して、私たちはもっと謙虚に臨む必要があると考えます。 先月、市長選挙に関わって、我が日本共産党に対して暴力によって政権を奪取する政党だというデマ宣伝が流されました。いかにも暴力政党というイメージを市民に植付けてイメージダウンさせるそういう使い古された反共攻撃です。 はっきり言っておきますけれど、日本共産党が、暴力革命方針を打ち出したことは1度もありません。日本共産党は、日本共産党は民主主義の基本制度であります選挙を通じて多数を得て、政権を獲得する方針を明確に示しています。 日本共産党は、結党から来年100年を迎えます。その間、一貫して、戦争反対、平和と民主主義の花開く日本をつくろうと活動してまいりました。 戦前は、まさに命をかけて戦争に反対してまいりました。主権在民、男女平等などの民主主義を訴えてまいりました。 そして、この萩市においては、どんな癒着や利権あさりとも無縁で、清潔で市民に開かれた萩市をつくるためにも力を注いでまいりました。 その日本共産党に、攻撃をしかけてくるということは、平和や民主主義に敵対し、利権体質を復活させたいとする意図があるということなのではないでしょうか。市民にとって良いものは良い、駄目なものは駄目と忖度なしに主張する日本共産党の存在を、認めているからこそも反共攻撃だったのかもしれません。 こうして、本当の日本共産党の姿を論じる機会を与えてくださったことに逆に、感謝すべきことかもしれませんが、あまりにも卑劣です。 それはさておき、やはり選挙制度というのは民主主義の基本です。1党独裁や軍事力で強圧的に政権をとること、維持すること、これは21世紀にこれ以上引き継ぐことがあってはなりません。 同じように、デマやうそで選挙をゆがめるようなやり方もやめてもらいたいと思います。 そんなうそやデマで選挙をゆがめるような勢力が権力を握ったならどんなことになるか。 中国やミャンマーを持ち出すまでもなく、想像がつくのではないでしょうか。 民主主義にとって大切な選挙は、市民が政治に参加する最大の機会です。正々堂々と政策議論を展開し、市民の審判を謙虚に受けたいと思います。 今回の、市長選挙直前の予算編成においても、継続事業だからといって、市民の審判を受ける必要がないというわけにはいかないと思います。それは4年前の教訓でした。 今回、大型公共事業の継続事業が含まれる予算案も、一部の事業は4月の補正予算に回すべきだったということは指摘しておきたいと思います。 その上で、2021年度当初予算には、先に五十嵐議員が討論したように、新型コロナ対策予算や子育て支援事業、高齢者対策事業、産業振興事業など、市民の命と暮らしを守る事業が展開されており、賛成するものであります。 3年前、暮らし満足度ナンバーワンの萩市を実現するということを掲げて、大型公共事業は一旦立ち止まって検討し、見直しを図ることを約束して、藤道市政が始まりました。 旧明倫小学校の3・4号棟の整備については、市民の意見を聞くための検討委員会設置をめぐって、攻防が繰り広げられました。 しかし、それも一旦立ち止まって市民の意見を確認して、事業を判断するという公約どおりの展開が、その後行われました。 この事業に関しては、総合事務所管内の住民には、いまだに根強く反対の意見もあります。そしてまた、市民の意思を確認するための検討委員会の設置に、推進派の人がしつこく反対したこともありました。大型事業の推進勢力が、市民世論をいかに怖がっているか、このことを物語ってみせました。 最終的に整備が決まりましたが、若い世代の保存要求が強かったということが決め手になったとはいえ、どう活用するかという点においてはまだまだ評価は定まっていません。 整備が決まったと保存せよと言っていた人たちからの積極提案も、あまり見られなくなりました。 市長選を前に、やっと以前から言われていて、前の市長のときに既に頓挫した観光関連団体の拠点という話が復活していますが、それが大きな争点とも思えません。 孔子廟移転に関しては、まちじゅう博物館構想の見直しとも相まって、中止が決まりました。萩の歴史から考えても、江戸時代の教育の象徴である孔子廟の移転は、萩の明治維新の歴史から考えれば、全く大義のない話です。 歴史通であった前の市長にしては、なぜそんなことを考えたのか、いまだに理解できないところです。孔子廟が海潮寺本堂として立派に残されていることこそが、萩の誇るべき歴史ではないでしょうか。事業中止は公約どおり英断だったと評価しています。 子育て支援制度も、藤道市政のもとで大きく前進いたしました。子ども医療費助成制度を一気に高校生まで拡大しましたし、病児の入院施設を民間医療機関との協力で増設いたしました。  また、子育て中の人たちからの要望があった、雨天時でも自由に子供を遊ばせることができる施設としてのあそぼー舎の整備も行われました。 新型コロナ対策でも、いち早く対策を打ち出し、市民の声や要望にも耳を傾けてきめ細かい対応を見せています。 高齢者対策も進みました。特に、市内発着の路線バス、運賃70歳以上は100円と、その他離島航路の半額というHAGICA。 この制度は、市民から大歓迎を受けています。東部地区では、東部地域では石見交通バスの利用者が2倍になり、コロナ禍においても、運航費助成の追加が必要ありませんでした。 なお、一般会計ではありませんが、高いという悲鳴の声が続いていた国保料は、新年度では1人当たり約9,000円引き下げることになっています。また、介護保険料も県内の市では1番低くなります。 繰り返し、引下げの要望をしてきた市民の声に応えるものではないでしょうか。 まちづくりにおいても、持続可能な地域社会づくり総合研究所の支援も受けながら、人口分析、経済分析など調査をもとに、数値化されたデータを活用し、地域の人たちと協働でまちづくりを考えるそういう形が広がっています。 各地域の夢プランやインターチェンジ周辺の振興策など、広域合併による弊害を少しでも抑えようとする取組も始まっています。 合併を推進した人たちが今になって、合併で周辺部が疲弊した、このように言っていますが、それを招いたのは一体誰の責任だったのか。このことを逆に問いかけたいと思います。 産業振興でも、中小業者への支援策が次々に打ち出されました。特に、伴走型支援センター、はぎビズの設置は、萩市内の業者、萩市で起業しようとする人にとっては、力強い味方になっています。センター長の報酬だけを取上げ、高過ぎると、商工会議所や商工会でやれば良いという人たちもいます。 しかし、今までどおりの商工会議所や商工会の支援で、新しい展開が期待できるでしょうか。今までとは全く違う形で支援を行うビズスタイルには、有能な業務遂行者が必要です。それは、高い報酬を出さなければ確保できません。そして、高い報酬をもらっているからこそ、真剣に前向きに新しい提案も考えて、アドバイスを継続することができるのではないでしょうか。 誰でも、無料で、何回も相談が受けられる支援施設があることは、萩市内の商工業者のみならず、農林水産業者やその他の人たちにとっても力強い存在だと思います。 困ったとき、迷ったとき、頼りになるはぎビズを定着させてこそ、萩市の新しい産業が展開されると確信しています。 萩市内の困っている事業者のことを考えると、この存続が市長選挙の争点になること自体が、不思議でなりません。 はぎビズの置かれている役割、実績、求められている業務を考えれば、廃止どころか、一層の充実が必要だと考えます。 これら以外にも、論じればたくさんのことありますが、長くなりますので、もう1点だけ。 イージス・アショアミサイル基地の話です。この設置をめぐって、萩市、阿武町は大きく揺れました。藤道市長の実績を台無しにするような可能性も持っていました。国益にかなうなら、少々の犠牲も仕方ないという話を聞いたときには、びっくりしました。 その後、市民の安全安心が確保されることが前提であるとつけ加えられたのは、私たち市民の運動の成果だったと思います。 しかしながら、山口県の防衛省よりの姿勢が色濃く萩市政にも映し出され、受入れ方向に進んできました。 ところが、私たち市民が懸念してきた迎撃ミサイル、このブースターの制御ができずに、演習場外に落ちる可能性があるということを理由に、計画は白紙撤回されました。 私たちの指摘どおりでした。この撤回は、市民にとっても、市長にとっても胸をなでおろしたことだったと思います。 しかし、いまだに防衛省からそのてんまつについての説明はありません。 一方で、アメリカのミサイル防衛庁を通じて、日本の防衛省に対して、ロッキードマーチン社のシステム導入の働きかけが行われていたことがわかりました。 5か月間、何と529回の働きかけがあったと言われています。 第2のロッキード事件になる可能性もあります。藤道市長が、受け入れるかどうかの判断に時間をかけたことは私たちにとってはとても曖昧で認めがたい姿勢ではありましたけれども、時間をかけたことがよかったことにつながったのかもしれません。 一方で、経済効果があるからといって、誘致促進に動いた人たちがいたことも事実です。 経済効果というのは一部だけの話です。 市民住民の生命や健康を犠牲にし、農林水産業やまちづくりをぶち壊して、自分たちの利益を確保するため、自分たちに利益があるから推進する、そういう人たちが本当に萩市の多くの市民のことを考えていると言えるでしょうか。私は、そんなことは許せないと思っています。経済効果で判断はできないと言って時間をかけて検討してきた藤道市長の方が、まだよっぽどマシだと思えてなりません。 このように、藤道市政に対し、市民の目線から是々非々で対応してきましたけれど、良いことも悪いことも率直に訴え、市民の命と健康を守り、豊かな暮らしができる萩市公正公平な開かれた明るい萩市をつくるために、これからも努力していくことを表明いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(横山秀二君) 宮内議員の討論は終わりました。 ここで10分間休憩いたします。 換気時間に入ります。    午前11時02分休憩────────────────────    午前11時10分再開 ○議長(横山秀二君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 討論を続けます。 次に、議案第3号に関し、賛成の立場から、13番、西中議員の発言を許します。13番、西中議員。  〔13番 西中 忍君登壇〕 ◆13番(西中忍君) 私は、議案第3号令和3年度萩市一般会計当初予算に対し、過去の議会であった議員の発言等を踏まえながら、賛成の立場で御意見を申し上げます。 さて、今回提案されている令和3年度萩市一般会計当初予算は、市長選挙を控えていることから、職員人件費や扶助費、公債費などの義務的経費や継続事業に係る予算、国の新制度創設等により、住民生活に直接影響を与える事業等に限って予算計上を行った骨格予算ですが、結果的に、令和2年度の当初予算と比較すると5億円の増額となっています。 議案審査の中で、執行部から、光ファイバー整備事業や、旧明倫小学校3・4号棟の整備事業、田万川温泉センターの整備事業など、大型の継続事業が増額の要因だとの説明を受けましたが、委員からは、骨格予算である令和3年度の当初予算が、今年度の当初予算より5億円増加していることはおかしいとの指摘がありましたが、私は過去の議会で、田万川温泉センターはいつになったら再開するのかという住民の声が紹介されたり、萩地域だけが発展するのではなく、地域全体が均衡を保ちながら発展しなくてはいけないと主張する議員がおられたことから、このような過去の発言等を踏まえ、令和3年度の当初予算の審査を行いました。 令和3年度の当初予算が今年度の当初予算から増額した要因として、執行部から説明があった光ファイバーの整備事業は、通信環境の地域格差の解消を図るものですし、田万川温泉の整備についても、先ほど申し上げたとおり、地域住民や利用者がリニューアルオープンを待ち望んでいることだと思いますので、どちらの事業も一刻も早く整備、改修を進めなければいけないと判断しています。 また、会計は違いますが、大島の皆さんが完成を待ち望んでいる大島複合施設整備事業も継続事業として含まれているということは、これまで議会であった萩地域だけが発展するのではなく、地域全体が均衡を保ちながら発展しなくてはいけないという指摘に対応した予算になっていると思います。 私も、合併した1市2町4村は、島嶼部も含めて、均衡を保ちながら発展していかなければいけない、考えていますので、その点からも評価できる予算になっていると考えています。 また、議案審査の中で、今年度当初予算より5億円増加しているので、田万川温泉の整備事業を削ったらよいのではないかといった主張があったと記憶していますが、私は、予算の総額は、その年に必要だと判断した事業費を積み上げた結果であって、予算総額を調整するために、簡単に事業を削るものではないと考えていますし、先ほど申し上げたとおり、この田万川温泉の整備事業は、地域住民や利用者などが待ち望んでいる事業であることや、コロナ過で、キャンプ需要が増加している中、隣接しているキャンプ場との相乗効果で誘客が望めるのではないかと考えていることから、この事業を削ることは市民、住民の期待を裏切るとともに、交流人口へも悪影響を与えることになるのではないかと思っています。 このほかにも、令和3年度一般会計当初予算には、むつみ地域、田万川地域などへ防災行政無線を整備する事業、道路網が脆弱で狭隘な木間地区に救急活動などで活用できるヘリポートを整備する事業、山口県が浸水想定区域を新たに指定することに伴い、河川洪水ハザードマップを作成する事業など市民の安心安全を守る事業や一次産業を支援する事業、市内経済を活性化させる事業、また、市民が日々利用する生活道路を整備する事業などが含まれていることから、新年度スムーズに事業を実施する必要があると判断し、この令和3年度の一般会計当初予算を議会は認めるべきだと考えています。 最後に、引きこもり支援推進事業について申し上げます。 この事業に関して、審査の中で、12月議会の一般質問で議員が取上げたものを、当初予算で事業化するということを市民はどう思うのかというような発言がありました。 今回、御指摘をいただいた12月議会での一般質問で、この引きこもり問題を取上げた議員は私ですので、少し丁寧に説明をさせていただきます。 私は、ひきこもっている方やその御家族、御家族から直接お話をお聞きする機会があり、引きこもっている方やその御家族が抱える大きな課題や不安に対し、何とか行政の支援ができないのかという強い思いを込め、これまで平成31年3月議会、令和元年6月議会、令和2年3月議会、9月議会、そして、御指摘のあった、12月議会の一般質問で、この大きな課題に対して、行政の支援が必要だということを継続して訴えてきました。 この問題に対して、国も、8050問題として、支援に動き始めていることもあり、市としても、これまで、居場所を提供する事業などを行っていることから、12月議会の一般質問で議員が取上げたものを、当初予算で事業化するということを市民はどう思うのかという、あたかも1人の議員が一度発言したことで、全く新しい事業を事業化したのではないか、というような指摘は当たらないということを強く主張させていただいた上で、これまで行ってきた、引きこもりという課題に対する事業とは別の事業を実施するということが正しい理解だということを申し上げます。 私は、この引きこもっている方やその御家族への支援で最も重要なことは、顔見知りになった上で人間関係をつくることだと考えていることから、令和3年度予算に訪問事業が含まれたことは大変評価できることだと考えていることも、本議案に賛成する要因の一つになっています。 令和3年度の予算額は僅かですが、市としては大きな一歩を踏み出してくれたと私自身感謝していますし、当事者やその御家族も大変喜んでくれるのではないかと考えています。 また、過去の議員の発言の中で、市長に対し、応援してくれる議員の言うことを聞くというような意見があったと思いますが、私は、このような考え自体が大きな問題ではないかと思います。 私自身、過去に、市長を応援する議員の言うことを聞くという事実があったかどうかということについてはわかりませんが、執行部が様々な事業を事業化するに当たって、応援してくれる議員の言うことを聞くという基準があっては絶対にいけないと思いますし、令和3年度当初予算は、このような考えではなく、市民のために真に必要だと判断した事業を、積み上げたものだと確信しております。 私は、今回提案された令和3年度萩市一般会計当初予算は、これまで申し上げたとおり、均衡を保ちながら、全市域が発展していくため市民生活が向上していくため、そして何より、令和3年度の行政サービスが切れ目なくスムーズに提供できるようにするために、原案を可決すべきだと考えておりますので、議員各位におかれましても、ぜひとも御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、討論とします。 ○議長(横山秀二君) 西中議員の討論は終わりました。 次に、議案第3号に関し、賛成の立場から、4番松浦誠議員の発言を許します。4番松浦誠議員。  〔4番 松浦 誠君登壇〕 ◆4番(松浦誠君) 公明党の松浦誠です。 議案第3号令和3年度萩市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。 令和3年度一般会計当初予算案では、市長選挙を控えていることから、新規事業や政策的な経費は補正予算で対応することとされ、人件費や扶助費から構成される義務的経費や一般行政経費を主体とし、投資的経費などは、継続事業を中心に新年度予算を編成されています。 予算規模は、歳入歳出ともに前年度より1.7%、5億円増の298億8,000万円となっています。 当初予算案で計上されている主な継続事業として、生活基盤の充実した、住みよいまちづくりでは、光ファイバー整備事業、魅力ある歴史、文化、自然を生かしたまちづくりでは萩田万川温泉センター改修事業、そして、誰からも愛されるまち、求められるまちづくりでは、大島複合施設整備事業など、また、高齢者の方の移動支援事業や乳幼児子ども医療費助成事業などの子育ての幸せが実感できるまちづくり等、市民の皆様のための事業であることはもとより、萩市基本ビジョンの目指すまちづくりに沿った継続事業であります。 多数ある事業継続事業の中で、幾つかお話をさせていただきます。 一つ目は、はぎビズ運営事業についてです。 この事業は、萩市の中小企業の皆様を、経営上での課題解決や売上げ向上、また、起業創業を継続的に支援する伴走型の相談所で、しっかりと話して話を聞いてくれて前向きに話をしてくださるので助かります。何回か相談をさせていただいております。一緒になって悩み、考えてくれてくれるので、いろいろな相談ができますと、市民の方から喜ばれている声をお聞きしています。 2つ目に、高齢者の高齢者移動支援助成事業です。 これは、70歳以上の高齢者の方に対して、路線バスの運賃を萩市内発着で1回乗車につき100円となるもの。 また、離島の方には、復路の船賃が全額補助という事業で、病院や買い物など、高齢者の方にとっては、経済的に大きな負担となる交通費を助成するものです。対象となられる方からはもちろんのこと、離島である見島の方からは、大きな負担軽減になることから、特に喜ばれている声をお聞きしているところであります。 また、今年1月にオープンした親子の遊び場あそぼー舎では、年間の入場者数の目標が1万5,000人とされていましたが、オープンより2か月程度で約5,500人の入場者があったとの報告を受けました。 これは、目標をかなり上回る勢いの入場者数であり、使用された方からも、楽しく、雨の日でも安心して遊ぶことができますなどの声をお聞きしていることから、旧明倫小学校体育館を親子の遊び場として利活用したことは、本当によかったのではないでしょうか。 藤道市長が就任され、多くの事業を実施される中で、市民の皆様の声をしっかりと聞かれ、それを事業に反映し、しっかりと期待に応え、多くの実績を作られたと実感しています。 また、現在、世界的災害と言われている新型コロナウイルスやIT技術の進化など、変化する時代によって柔軟に対応され、様々な施策を展開されています。 大きく変わってきた萩市、この萩市という船の船長として、市民の皆様をお守りするために、しっかりとかじ取りをされておられるのではないでしょうか。 これからの市民の皆様に、安心安全で暮らしの豊かさを実感できるまちづくりを必ず展開していただきますことを強く願い、議案第3号令和3年度萩市一般会計予算の賛成討論といたします。 ○議長(横山秀二君) 松浦誠議員の討論は終わりました。 以上で、討論を終了いたします。──────────────────── △採決 ○議長(横山秀二君) では、これより採決を行います。 まず、議案第3号令和3年度萩市一般会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。 よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第4号令和3年度萩市土地取得事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号令和3年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号令和3年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号令和3年度萩市休日急患診療事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号令和3年度萩市後期高齢者医療事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号令和3年度萩市介護保険事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号令和3年度萩市水道事業会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号令和3年度萩市下水道事業会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号令和3年度萩市病院事業会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号萩市総合情報施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号萩市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号萩市手数料条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第17号萩市介護保険条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号萩市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号萩市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第20号萩市指定介護予防支援の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号萩市指定居住介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第26号財産の無償譲渡についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び共同処理する事務の構成団体の変更並びにこれに伴う規約の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第28号指定管理者の指定についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第29号教育長の任命については、次の者を任命することに同意と決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号は同意と決しました。 次に、議案第30号人権擁護委員の候補者の推薦については、次の者を推薦することに同意と決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号は同意と決しました。 次に、議案第32号萩市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第33号萩市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号は委員長の報告のとおり可決されました。──────────────────── △日程第3 常任委員会の所管事務調査中間報告 ○議長(横山秀二君) それでは次に、総務委員会及び経済建設委員会から現在、調査中の所管事務調査につきまして、中間報告をいたしたいとの申出がありました。 よって、日程第3、常任委員会の所管事務調査中間報告を議題といたします。 これより、各委員長の報告を求めます。 まず、総務委員長の報告を求めます。9番、松浦俊生委員長。  〔総務委員長 松浦俊生君登壇〕 ◆9番(松浦俊生君) 総務委員会を代表いたしまして、所管事務調査の概要について御報告をいたします。 総務委員会では、全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大する中、感染期、収束期に、基礎自治体としてどのような課題があり、その課題に対して、どのように対応していくのかについて調査を行うこととし、総務委員会が所管する各部局の事務事業の中から、具体的な調査項目について、新型コロナウイルス感染症に対応した災害時の避難所運営について調査を行うこととしました。 調査では、避難所運営マニュアルにおける新型コロナウイルス感染症対策の状況について、執行部の説明を求めるとともに、令和2年9月6日に発生した台風10号に伴う避難所の運営状況について確認を行いました。 災害では、市民の命を守ることが最優先であり、その上で、避難所の感染を防ぐため、ソーシャルディスタンスの確保等の対応が必要であることから、受付簿の記入について、避難者自ら行い、個別様式を提出する方式等の検討を行いたいとの提案を行いました。 新型コロナウイルス感染症の終息には、しばらく時間がかかる見込みでありますので、引き続き調査項目とし、新たな課題が生じた場合には、速やかに調査を行うこととしています。 次に人口減少、定住対策についてであります。萩市にとり人口減少問題は、最大喫緊の課題であり、前期の総務委員会では、萩市の過疎問題についてを調査項目とし、活動しました。 合併前の萩市各市町村では、それぞれ特徴を持ってまちづくりを行い、合併後も引き続きこの課題に取り組んでいます。 しかしながら、多くの地方都市同様、少子化、大都市への人口流出による人口減少、高齢化に歯止めがかかっていない状況です。 そこで、今期も引き続き、人口減少、定住対策について調査を行うこととしました。 萩市では、数的根拠をもとに、効果的な施策を実施するため、令和元年度に地域人口経済分析業務を実施しています。 現在の、萩市の実態がどうなっているのか。 調査結果をどのように生かすのか。 まずは、地域人口経済分析業務の調査結果を確認し、今後の施策の方向性を確認することとしました。 具体的な現状報告は省略いたしますが、引き続き、具体的な施策の確認や、他市の成功事例などの調査を実施する予定であります。 以上、簡単ではありますが、総務委員会からの所管事務調査の報告、中間報告といたします。 ○議長(横山秀二君) 総務委員長の報告は終わりました。次に、経済建設委員長の報告を求めます。14番、長岡委員長。  〔経済建設委員長 長岡肇太郎君登壇〕 ◆14番(長岡肇太郎君) 経済建設委員会を代表し、所管事務調査の概要について御報告いたします。 経済建設委員会では、道路整備について、と新型コロナウイルスの感染症に係る経済対策についての2項目について、本年度と来年度の2か年を調査期間として、閉会中に調査を行うこととしました。 道路整備についてを調査項目とした背景としては、地域高規格道路小郡萩道路において、絵堂インターチェンジから、仮称ですけど、明木インターチェンジ間の約9kmについて、現在、まさに工事が進んでいること。山陰道においては、小浜~田万川間でアンケート等の意見聴取が行われ、大井~萩間では都市計画決定に向けて道路計画案の関係者説明会の開催を控えていることなど、萩市を取り巻く道路ネットワークが大きく変わろうとしていることから、その現状等について調査を行うことといたしました。 最初に、主要県道萩川上線及び一般国道490号について確認を行い、別日程で、地域高規格道路小郡萩道路について確認を行いました。 それぞれ、その進捗状況等について、市土木課及び山口県萩土木建築事務所から説明を受け、その状況や予定等について質疑や確認をするとともに、萩川上線では工事施工中の箇所を、国道490号では工事完了箇所を、さらに小郡萩道路では、貫通したばかりの角力場トンネルを視察するなど、実際に工事が行われている現場も含め、現地確認を行ったところです。 今後も引き続き、調査を継続することとしています。 次に、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策についてでは、新型コロナウイルス感染症の全国的な流行により影響を受けている市内経済について、市では様々な経済対策や観光振興施策が展開されることとなっているが、その施策効果が十分に発揮されているのかについて、調査を行うこととしました。 調査項目としては、市内の経済、観光に影響が大きい、萩にゃん。お得にゃ観光クーポンの取組状況について調査を行うこととし、市観光課から、その経緯、運営方法、実績及び今後の予定について説明を受けました。委員からは、実績及びクーポンの運用手法等についての確認や、クーポン事業を行っている他市の例などを踏まえ、質疑が交わされました。 さらに後日、実際にクーポンの配布を取り扱っている現場の意見を聞くために、萩温泉旅館協同組合から、各ホテル、旅館の代表者等である小枝理事長と3名の理事に出席をいただき、クーポン券の配布による効果、配布や利用に係る課題及び今後の取扱いについて意見交換を行ったところです。 新型コロナウイルス感染症の終息には、まだ時間がかかる見込みであることから、今後も、効果的な施策展開がされているのか注視をしながら、引き続き調査を行っていく予定としております。 以上、簡単ではありますが、経済建設委員会所管事務調査の中間報告といたします。 ○議長(横山秀二君) 経済建設委員長の報告は終わりました。 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより各委員長に対する質疑を行います。 まず、総務委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、経済建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。──────────────────── ○議長(横山秀二君) 以上で、本定例会の議事は全て終了いたしました。 ここで藤道市長におかれましては、本年3月26日をもって任期満了を迎えることとなります。 したがって、特別の事情がない限り、本日のこの席が任期中最後の議会となることから、ここで市長より挨拶を受けることといたします。市長。 ◎市長(藤道健二君) ただいま議長から御紹介がありましたように、私は、この3月26日をもって任期満了となります。 このような場をいただき感謝申し上げます。 せっかくでございますので、御礼を兼ねまして、御挨拶をさせていただきます。 市長に就任してからの4年間を振り返ってみますと、長年金融という産業界に勤めていた私が市政のかじ取り役を担うに当たり、未経験の行政の組織に飛び込み、なじむまでには相応の時間と努力を要しました。 施策の在り方や方向性などを議会の皆様と議論し、議決をいただくという一連の過程は、新鮮であると同時に、責任の重さを改めて痛感したものであります。 これまでの間、平成30年には暮らしの豊かさを実感できるまちの実現を目指して、市政運営の基本方針である、基本指針であります萩市基本ビジョンを策定いたしました。 この基本ビジョンにおいて、社会増減のマイナスをゼロ、出生数を300人以上とすることを、10年後の目標に掲げ、様々な取組を展開してまいりました。 福祉の分野では、高齢者向け100円バス、HAGICAの運行がスタート。子育ての分野では、子ども医療費の無償化、教育の分野では、グローバル50奨学金制度の創設、産業分野では、はぎビズによる中小企業支援、萩版DMOを核とした観光振興、萩の酒米を使った地酒一貫生産体制の確立など、市議会の皆様のお力添えで事業化に至り、一定の成果を上げることができております。 また、昨年度から世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症については、これまで市内で6例の発生が確認されておりますが、本市におきましては、拡大する傾向にはございません。 これは、医療従事者の皆様の御尽力はもとより、市民の皆様の感染防止の取組そしてあらゆる機会を通じて市民の皆様に、感染防止を呼びかけていただいた議員の皆様の取組のたまものと考えており、厚く御礼申し上げます。 市としての対策につきましては、私を本部長とする本部会議におきまして、情報共有を図り、新型コロナウイルス感染症の予防と、社会経済活動の回復が両立できるよう、経済情勢にも配慮しながら、公共施設の利用制限や宿泊施設の宿泊助成の一時停止を行うなど、市民の皆様の安心安全の確保に向けて、適時適切に取り組んでまいりました。 感染防止対策、医療体制の整備、経済的支援について、国や県と連携して、着実に取り組んでおりますが、特に経済的支援については、市民の皆様のニーズも踏まえ、融資制度の創設や市民限定の宿泊助成など、市独自の様々な支援を行っております。 これまで、合計13回にわたるコロナ対策に関する補正予算について御審議いただきました。今議会におきましても、補正予算について、先議いただくなど、御配慮、御協力をいただき、誠にありがとうございます。 また、市議会の皆様には、議場のみならず、山陰道などの道路網の整備に向けた要望活動や中核病院形成に向けた市民の皆様の御意見の取りまとめなど、市が進める主要課題の解決、推進に向けて、様々な形で御協力いただいておりますことに改めて感謝申し上げたいと思います。 特に、市民の皆様の悲願であります山陰道の整備促進に向けて、市議会の皆様とともに、期成同盟会を組織し、期成同盟会の会長として国へ早期整備に向けた要望活動を積極的に行ってまいりました。 その結果、昨年4月には国の山陰西部国道事務所が萩に開設され、そして、先月末には重点的に要望してまいりました大井~萩間、小浜~田万川間の新規事業化に向けて大きな一歩が踏み出されるなど、事業推進に向けて着実に前進しているものと考えております。 市議会の皆様には、改めて、これまでの御理解、御協力に感謝申し上げますとともに、今後とも、萩市の発展のため、御尽力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、私の挨拶にかえさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(横山秀二君) 市長の挨拶は終わりました。 これをもちまして、令和3年萩市議会3月定例会を閉会いたします。    午前11時59分閉会──────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和3年3月9日   萩市議会議 長  横 山 秀 二        議 員  平 田 啓 一       議 員  宮 内 欣 二...